事務職の面接を突破する! よくある質問や面接のポイントを解説します
人気の職種である事務職は、採用面接の倍率も高くなりがちです。
内定を勝ち取るためには、面接官に向けて仕事に対する理解と熱意を伝えるとともに、しっかりとした自己分析に基づく自己PRができなくてはなりません。
また、事務職ならではの面接の傾向を踏まえた対策をする必要もあります。
今回は、事務職の面接の際に見られるポイントやよくある質問、面接で気をつけるべきことを解説します。
■事務職の面接では何を見られる?
面接の対策を考えるにあたり、まずは面接ではどのような点を見られるのかを知っておきましょう。
仕事への理解や熱意
どんな仕事でも同様ですが、仕事への理解や熱意はとても重要です。
事務職の場合は、パソコンを使った書類作成やデータ入力などを行うという漠然としたイメージがあるかもしれませんが、実際には事務職は電話や来客対応なども含んでおり、業務内容は多岐にわたります。
事務職に適性があり、長く活躍できる人材であることをアピールするためには、業務内容を正しく理解した上で熱意を持って志望していることを面接官に伝える必要があります。
ビジネスマナーやコミュニケーション能力
ビジネスマナーやコミュニケーション能力も大切です。
パソコンを使用する作業が多いといっても、事務職は様々な場面でほかの部署や職種の人達とコミュニケーションをとる必要があります。また来客対応などをすることもあります。
面接でも、最低限のビジネスマナーやコミュニケーション能力を身につけていることを示したいものです。
パソコン操作のスキル
業務上、パソコンを使用することが多いため、事務職では基本的なパソコンスキルはもちろんのこと、パソコン操作が得意な人やタイピングの速い人が求められます。
たとえ新卒であっても、入社の時点である程度のスキルを求められることが多いため、面接でアピールできるよう、事前に身につけておくとよいでしょう。
■事務職の面接でよくある質問とは?
次に、実際の事務職の面接ではどのような質問がよくあるのか、想定される質問を見ていきましょう。
経歴、資格・スキルについて
企業はなるべく即戦力となる人材を期待します。
事務職の場合は特にパソコンのスキルが問われるため、職歴を通して経験してきた業務内容やスキルをアピールしましょう。また、資格や学歴なども確認されやすい内容です。
志望動機や前職の退職理由について
事務職に限らず、志望動機は必ず聞かれます。
事務職の場合、実際は「残業がないから定時で帰りやすい」などプライベートな理由で志望する人も多いかもしれませんが、面接では自分のスキルや個性を活かせるなど、自己PRと絡めた積極的な動機を伝えたいものです。
また、転職の場合は前職の退職理由も聞かれることが多いですが、漠然とした理由ではなく、次の会社なら前向きに勤められると感じてもらえる理由を伝えましょう。
自己PRや将来のキャリアプランについて
自己PRは面接の定番ですが、将来のプランについても質問されることがあります。
その企業で事務職として働くことで叶えたいライフプランやキャリアプランを伝えつつ、実現のためにどのような努力をしていくつもりか、しっかりとした考えと前向きな姿勢を伝えられるとよいでしょう。
■事務職の面接のポイントは?
ここまでで述べたように、事務職の面接では様々な観点から適性や熱意を見られることになります。
面接当日に実力を発揮できるよう、下記の点に気をつけて臨みましょう。
*ビジネスマナーや服装に気をつける
挨拶などのマナーはもちろん、身だしなみの清潔さなども見られています。
第一印象で損をしないよう、衣服のアイロンなども気をつけておきましょう。
*企業研究
志望動機を伝える際には、「なぜこの業界・企業でなくてはいけないのか、なぜ選んだのか」を伝えることで信頼感が増し、熱意が伝わりやすくなります。
この会社でなくてはならない理由を伝えられるよう、面接を受ける企業や業界を事前にしっかり研究しておきましょう。
*的確な自己PR
自分の長所を伝える際には、志望する仕事と結び付けてアピールすることが重要です。
自分の性格やスキル・能力などを、このような点で事務職に役立てられる!という視点で語れるようにしましょう。
*逆質問を用意
面接の最後に、「何か質問はありますか?」と確認されることがあります。
企業への熱意を伝えるためにも、「特にありません」などという回答ではなく、仕事へのやる気を感じてもらえる質問を準備しておきましょう。
■まとめ
面接では仕事への熱意やスキルなど様々な観点から自分をアピールする必要がありますが、事前に対策をしておくことでアピールの質をぐんと高めることができます。
当日に悔いのない受け答えができるよう、しっかり準備をしておきたいですね。