新卒派遣になるメリット・デメリットとは?自分にベストな働き方か考えてみましょう! | 『 派遣 』 のこと | リバティーのお役立ち通信

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新卒派遣になるメリット・デメリットとは?自分にベストな働き方か考えてみましょう!

「新卒で派遣社員になれるの?」「正社員になるのとどんな違いがあるの?」このような疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか?

高校・大学を卒業したあとに、派遣社員になるのにはメリットもあれば、もちろんデメリットがあります。それぞれの内容を理解すると、後悔のない選択をしやすいです。

新卒で派遣社員になるメリット・デメリットを学び、自分に合った働き方か考えてみましょう。

■新卒で派遣社員になるメリットは?

まず、卒業後すぐに派遣社員になる3つのメリットを紹介します。

希望の条件に合った会社で働きやすい

派遣社員として働く際は、業界や職種、勤務地など希望条件を派遣会社に伝えたうえで職場を選べます。
そのため、新卒で正社員として働くより、希望条件に合った会社で勤めやすくなるでしょう。

正社員の場合、新入社員は勤務地や職種の希望を出しても通らないこともあります。
対して、派遣社員は派遣会社に伝えた希望条件に合った仕事に就ける点が嬉しいポイントです。

さまざまな業界・企業を経験しやすい

正社員として働くより、派遣社員はさまざまな業界や企業を経験できるチャンスがあります。
契約期間満了時などに、別の派遣先に異動するケースがあるからです。

特に「どの業界で何がしたいか定まっていない」という人にとっては、実際に働きながら将来どのように働くかイメージしやすくなるのもメリットと言えます。

派遣社員から正社員も目指せる!

『紹介予定派遣』という制度を利用すれば、派遣社員から正社員を目指せます。
はじめに派遣社員として3~6カ月ほど勤めたあと、お互いが同意すれば派遣先の社員として採用してもらえる制度です。

「いきなり正社員になるのは不安・・・」という人にとっては、実際に勤務しながら企業の雰囲気や業務内容を理解したうえで直接雇用を希望するか判断できるので、安心して勤め続けられます。

■新卒で派遣社員になるデメリット

新卒で派遣社員になるメリットと併せて、デメリットについても理解しておきましょう。

収入が安定しない場合もある...

基本的に正社員は月給制ですが、派遣社員の多くは時給制のため、勤務時間によって収入が変動するため、不安定になりやすいです。
特に、GWや夏季休業・年末年始など、長期の休みがある月は1ヵ月の勤務時間も減ってしまうため、収入も下がってしまいます。

収入の安定性に不安を感じる場合は、月給制の求人を探すのもおすすめです。

契約が急に終了になることもある?

派遣社員の場合、契約が急に終了されるおそれがあります。
例えば、2020年に発生した新型コロナウイルスのように経営状況に影響を及ぼすようなことがおこった場合などは、会社の業績により派遣契約の継続が難しくなり、契約終了になるおそれが高いです。

ただし、派遣先との契約が終了になった場合は、新しい派遣先を紹介してもらうこともできます。

正社員により経験が積みにくいことも...

派遣社員は、正社員と比べると責任のある業務を担当させてもらえないケースもあります。
そのため、同年代の社員と差を感じてしまうこともあるかもしれません。

経験を積むためにも、上司に「この仕事にチャレンジしたい!」と相談したり、通信講座を活用して資格を取得したりするなど、スキルアップを目指すことをおすすめします。

■新卒で派遣社員になるのがおすすめな人

最後に、ここまでの内容を踏まえて、どんな人が新卒で派遣社員になるのがおすすめかお伝えします。

目指している職業や夢がある人

「将来的には、この職業に就きたい」「20代の間に世界一周したい」など、働きながら準備したい、目標のために貯金をしておきたい、という人には派遣社員がおすすめです。

派遣社員は正社員より残業が少ないケースも多いので、仕事以外の時間を自分のために費やしやすいです。
また、必要な生活費も得られるので、精神的な不安も軽減できます。

業務内容や職場環境を知ったうえで正社員になりたい人

「正社員を目指したいけれど、会社のことを知らずに入社するのは不安」と考える人もいるのではないでしょうか?

当てはまる場合は、先ほど紹介した『紹介予定派遣』がおすすめです。
自分に本当に合う会社かを、実際に勤務しながら見極めたうえで入社できるので、短期離職を防げます。

万が一、紹介してもらった企業が合わなかった場合は、紹介予定派遣のお仕事も含めて、別の派遣先を紹介してもらえるので安心です。

■まとめ

新卒で派遣社員になるのは、メリットもあればデメリットあります。

いま抱えている悩みや将来の目標などを踏まえて、自分に合った働き方をゆっくり考えてみてくださいね。