【*先輩インタビュー*】 荷捌き(にさばき)業務ってどんな仕事? | 知りたい!貿易事務のこと | リバティーのお役立ち通信

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【*先輩インタビュー*】 荷捌き(にさばき)業務ってどんな仕事?

◆リバティー派遣歴約2年
◆貿易実務経験8年のM.Mさん(女性)


Mさんは『通関業者=乙仲(おつなか)』と言われる会社で、輸出や輸入の手配全般を任されています。

【荷捌き(にさばき)業務】と呼ばれている業務について、具体的にどんなお仕事をされているのか、詳しく聞いてみました!

どんなお仕事をされていますか?

Q:派遣先でどんなお仕事を担当していますか??

⇒ A:私の派遣先は『通関業者=乙仲(おつなか)』で、仕事は輸出入手配を任されています。
   国内企業を複数担当しているのですが、まずお客様から海外からの輸入の依頼を受けます。
   そして無事にお客様のお手元にデリバリーできるまでの業務と、そのサポートを行っています。

デイリー業務は?

輸出入手配・・・とは、実際に日々どのような業務をするのでしょうか。

具体的な1日の業務内容を聞いてみました。

◆デイリー業務
・電話応対
・輸入依頼書受取
・本船動静確認
・納期調整
・配送業者発注
・作業依頼書作成、スキャン
・A/Nチャージ振込  〔◆Arrival Notice(A/N)=到着通知書〕
・D/O交換    〔◆Delivery Order(D/O)=荷渡し指図書〕
・通関進捗確認
・(商品質問 対応)
・(税関検査 対応)
・許可書出力
・(コンテナ水洗い 対応)
・請求書作成
・(立替金請求書出力)
・NCY納入 コンテナ納入連絡

ウィークリー・マンスリー業務は?

デイリー業務の次に、ウィークリー業務とマンスリー業務について教えてもらいました。


・被請求プルーフ回覧
 ⇒南港倉庫より被請求分(保管料DO支払い等)

・月末は締め処理があり、請求書を発行
・収支の確認
(締め処理の都合上、月末月初は残業になるケースもあるそうです。)

やりがい、大変なことは?

通関業者での荷捌き業務。
Mさんは、どんなところに達成感ややりがいを感じているのでしょうか?


◆やりがいを感じるときは?
「業務をこなしていく中で、顧客様・他部門の方とうまくコミュニケーションが取れたとき。
 時には、顧客様の忘年会へ営業の担当さんと一緒に招待されたりもしました!」

日々のやり取りの中で、顧客との信頼関係を築かれていますね。


◆荷裁き業務の大変なところ・・・
では反対に、大変だと感じるところも聞いてみました。

「顧客様に『通関』に関して詳しく回答するとき、ドレーの希望日程が何社あたっても取れないとき、納期の板ばさみにあうとき・・・こんな時はつらいです。 『依頼主=顧客様』だからこそ、誠実に応えなければいけません。ただ大変な苦労の末に納品されたときは感動・感謝もひとしおです。」


始まりと終わりが明確にあるお仕事だからこそ、実際に業務に携わった方にしか分からない達成感がありますね。

まとめ

Mさん、詳しく教えていただきありがとうございました!

業務内容の用語だけ見ていると、専門的で難しそうな印象ですね。
その中でも、電話対応やメールチェックなど貿易事務以外の事務職に似た業務もありました。

専門性が高いということは「誰にでもすぐできる簡単な仕事ではない」「一生モノの仕事にもなり得る」ということでもあります。


これから貿易事務を目指す方もぜひ参考にしてもらえればと思います。

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