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貿易事務・派遣社員の時給相場はいくら? 高時給で働くためのコツも教えます!

派遣社員として働く上で気になる「時給」。時給が高ければ高い分だけ給与が増えるので、働く人にとって時給は大切なポイントです。

この記事では貿易事務の時給相場、関東・関西の時給相場、高い時給で働くための3ステップをご紹介します。
自分の収入に関わる大事な内容なのでぜひご一読くださいね。

貿易事務・派遣の時給相場は?

はじめに貿易事務の派遣の仕事内容・時給相場から見ていきましょう。

■貿易事務の仕事内容
貿易事務は、物流の輸出入に関わる業務を行う仕事です。
海外との連絡を日常的に取るので、英語力を確実に身につけることができます。

主に次のような仕事をします。
・貿易に関する書類の作成
・輸送や通関の手続き
・出荷納品管理

日々の輸出入業務をしっかり進めるため、ミスなくスムーズに業務を進めることが重要です。また貿易の知識をしっかり身に付ける必要もあります。


■貿易事務の時給相場
では、気になる貿易事務の時給相場はいくらでしょうか?

同じ事務職の一般事務や営業事務の時給相場は1,353円に対し、貿易事務は1,510円です。
英語力を求められる分、約200円高くなっています。

「たった200円の差?」と思うかもしれませんが、仮に1日8時間・週5日勤務の場合、時給が200円高いと月収が約3万円多くなります。


そのため貿易事務は、派遣の中でも時給が高い職種と言えるでしょう。

関東・関西の派遣の時給相場は?

次に、関東・関西の「貿易事務」の時給相場をご紹介します。

■関東圏の時給相場
関東圏の貿易事務の時給相場は【 1,654円 】です。
※関東圏全域の平均相場のため地域差はあります。

一方で、関東圏の最低賃金は2020年1月時点で849円~1,013円です。
貿易事務の時給相場は最低賃金より500円以上高いので、限られた時間でしっかりと稼ぎたい人にとっては嬉しいですね。


■関西圏の時給相場
関西圏の貿易事務の時給相場は【 1,460円 】です。関東圏と比べると若干低い金額ですね。

しかし、関西の最低賃金は830円~964円のため、貿易事務の時給相場は最低賃金よりも500円ほど高く、関東圏と同様に最低賃金よりも大幅に高い時給相場です。


上記のように貿易事務は時給相場が高く、一般事務や営業事務などの事務職より確実に収入を多く得ることができます。

仕事内容別(職種別)の時給の相場

貿易事務の時給相場について詳しく説明しましたが、気になるのが他の職種での時給相場だと思います。

派遣社員の時給も、もちろん職種により変わってきます。
地域によって異なりますが、おおよその時給相場を把握しておくと良いでしょう。

一般事務 1,300円~1,400円
販売・接客 1,200円~1,400円
IT・デザイン 2,200円~2,400円
物流・整備 1,200円~1,300円
テレマーケティング 1,400円~1,500円
翻訳・通訳 1,600円~1,700円
秘書 1,300円~1,500円

高い時給で働くための3ステップ

ここまで貿易事務や派遣の時給相場についてお伝えしてきました。

以下では、さらに高い時給で働くための3ステップをご紹介します。


●資格を取得してスキルアップする
まず仕事で活かせる資格を取得しましょう。
貿易事務の場合、TOEIC貿易実務検定などがおすすめです。
派遣会社のスキルアップ講座などを、積極的に活用してくださいね。


●実績をつくる
資格を取っただけで満足してはいけません。
取得した資格の知識を活かして、仕事で実績を出しましょう。

例えば・・・
「以前よりスムーズに英文書類を作れるようになった」
「取得した資格の知識を元に、後輩の指導をするようになった」
など、実践や経験を積むことが大切です。


●派遣会社に交渉する
資格を取得して、さらに実績を出したら、派遣会社に時給アップの交渉をしてみましょう。

交渉のタイミングは契約更新・派遣先が変わるタイミングなどがおすすめです。
資格を活かし、さらに具体的にどのような実績を出したか、わかりやすく説明できるように準備しておくといいでしょう。

まとめ

派遣社員の貿易事務の時給相場、時給を上げるための3ステップをお伝えしました。

毎日少しずつ勉強や実務経験を重ねて、より高い時給で働けるよう頑張ってくださいね。