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派遣社員も住宅ローンを組める理由とは?審査に通るコツを紹介

「派遣社員だけど、マイホームを購入したい!」
このように考えたことはありませんか?

派遣社員の場合、多くの人が利用する住宅ローンを組めるか不安に感じることが多いと思います。
しかし、派遣社員の方も住宅ローンを組むことは可能です。

この記事では、派遣社員の方が住宅ローンを組める理由や審査に通るコツをお伝えします。

■派遣社員も住宅ローンを組める理由

はじめに、派遣社員も住宅ローンを組める2つの理由をお伝えします。

非正規雇用の人が増えている

実は日本では、非正規雇用の方が年々増えています。
総務省統計局が発表している2019年「労働力調査」の「正規, 非正規の職員・従業員の推移」によると、非正規雇用者は2019年時点2,165万人と報告されており、10年前の2009年と比べると約438万人増加しているのです。

このような背景から、非正規雇用でも住宅ローンが組めるサービスを提供している会社が増えています。

返済能力が重視されるから

住宅ローンの審査では、返済能力が重視されます。
雇用形態や年収も確認されますが、完済予定時の年齢やこれまでの返済履歴などを総合的に見て、返済能力があるかを審査しているのです。

そのため、派遣社員でもしっかりと返済していけることが証明できれば、住宅ローンを組めます。

■住宅ローンの審査内容とは?

次に、実際に住宅ローンを組む際に審査される内容についてお伝えしていきます。

完済時の年齢

多くの金融機関では、完済時の年齢に制限があります。金融機関ごとに基準は若干異なりますが、完済時の最大年齢は80歳に設定されている場合が多いです。

仮に50歳から35年ローンを組もうとすると、完済時は85歳なのでローンを組むのは困難。しかし、40歳から35年ローンを組めば、完済時は75歳なので、ローンを組める可能性があります。

年収や雇用形態

年収や雇用形態も審査の対象です。
まず、年収によって年収の返済額の金額が変わってきます。
年収400万円以上の場合、返済金額は年収の35%以下など、年収に応じた返済の比率が金融機関ごとに設定されているので、必ず確認をしましょう。

また、継続的に長期に渡って返済していけるか確かめるため、雇用形態も確認されます。
非正規雇用で、1年未満の短期離職を繰り返していると、審査に通りにくくなる可能性があるので注意してください。

これまでの返済履歴

これまでの返済履歴に問題がないかも、審査時に確認されます。
確認される返済履歴の一例は、次の通りです。

・車やカードローンの返済
・光熱費
・携帯電話の利用料金
光熱費や携帯電話の利用料金も含まれているので、日頃から滞りなく返済できるように心掛けましょう。

また、下記の機関に連絡をすると、自分の信用情報を確認できます。
・株式会社シー・アイ・シー
・全国銀行個人信用情報センター
もし、返済履歴に不安がある場合は、住宅ローンの審査開始前に確認しておくのがおすすめです。

■住宅ローンの審査を通るためのコツ

最後に、住宅ローンの審査を通るためのコツを3つ紹介します。

貯金を貯めておく

あらかじめ、貯金を貯めておくのがおすすめです。頭金をなるべく多く支払うことで、月々の返済金額を減らせられます。

また金融機関側からすると、貯金がある人は返済能力に加えて、計画力があることが理解できます。何より月々の返済金額をなるべく減らすことで、自分自身が安心できるのがメリットです。

信用情報に傷を付けないように注意する

住宅ローンの審査開始前に、信用情報に傷をつけないように注意しましょう。

先ほどお伝えたした通り、返済履歴に滞りがあると審査が不利になりやすいです。
住宅ローンの審査前に、支払いの遅延を起こさないように改めて注意してください。

収入に見合った物件を選ぶ

物件を選ぶ際は、自分の収入に見合った物件を選ぶのがポイントです。物件から見てしまうと、自分の収入では借り入れが厳しい物件を選んでしまう可能性もあります。
物件を選ぶ前に、改めて現在の収入と捻出できる頭金や月々の支払い金額を確認しておきましょう。
そして、支払える金額を確認した上で物件を探すと、自分の収入に合った物件を選べて、審査が通る可能性が上がりやすいです。

■まとめ

派遣社員でも住宅ローンは組めます。
住宅ローンの審査に通るためのコツを理解して、自分の収入に合った物件を探してみてくださいね。