女性に人気!医療事務の特徴や向いている人を調査! | 転職のこと | リバティーのお役立ち通信

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女性に人気!医療事務の特徴や向いている人を調査!

医療事務は女性が働きやすい環境であることが多く、若者からの人気も非常に高いです。
そこで、今回は医療事務では具体的にどのような仕事をするのか?どのようなメリットがあるのか?向いている人はどのような人なのか?ということを徹底調査していきます!

■医療事務の仕事内容

まず医療事務はどのような業務内容なのかをご紹介します。
医療事務は大きくわけて次の業務を担当します。

受付・会計業務

医療事務について詳しくない方でも、病院に行ったことがあれば受付や会計業務が大体どのような仕事なのか想像がつきやすいと思います。

受付では問診票を書いてもらったり、大きな病院ではどこに行けばいいのかを案内するというお仕事もあります。他にも、初めて来院した患者さんのカルテ作成と診察券を発券するという業務も含まれます。
会計の際は各種の保険料や診療評価点数表、カルテを基に診察代金を請求することになります。
受付や会計業務では、お客さんである患者さんと直接やりとりとするので、明るく笑顔で接することが重要です。

クラーク業務

クラーク業務には「外来クラーク」「病棟クラーク」の2種類があります。
このクラーク業務は患者さんと病院側の橋渡しのような役割をしており、企業で例えると病院の秘書のようなものです。

外来クラークでは電話応対や患者さんの呼び出し、検査の準備などが主な内容になります。
病棟クラークでは患者さんの入退院手続きや、食事に関する管理、入院中のスケジュール管理がメインになります。病棟クラークはナースステーションや院内の事務室に常駐することが多いので、患者さんとその家族、お見舞いに来た方の応対をすることもあるお仕事です。

レセプト業務

もっとも知識や経験を問われる業務がレセプト業務です。
レセプトとは診療報酬明細書のことであり、健康保険組合や国民健康保険組合に対して診療費用を請求する際に必要な書類になります。
審査支払機関にレセプトを提出して保険分の診察費用を請求することが、このレセプト業務です。

レセプトを作成するには病名や怪我の名前と処置した内容の他に、薬が正しく出されているかのチェックを行わなければいけないので、医療の専門知識が必要になります。
もしレセプトに間違いがあったときは、審査支払機関からレセプトの再提出を求められるほか、場合によっては診療費用を払って貰えなくなってしまうので、慎重さが求められる業務になります。

■医療事務の特徴

医療事務にはどのような特徴があるのでしょう?
女性に人気が高いその理由もあわせてご紹介します!

・資格があれば、転職しやすい

資格があれば、医療事務はどこの病院でも働けます。
医療に関する必要最低限の知識を得る努力は必要ですが、その知識を応用していけば比較的簡単に転職することができるメリットがあります。
特に受付業務の場合は専門的な知識は使いませんので、必要なことは働いていくうちに自然と覚えることが出来ます。

・福利厚生の充実

一般企業であれば突然倒産してしまうこともありますが、病院はあまり閉院することがありません。
なぜなら病院は常に一定層が必要としている存在であり、収入が安定してあるからです。
そのため、福利厚生も充実しているケースが多く、病院年金基金がある病院がほとんどなので、年金額が増えることにも繋がります。

・育児と両立しやすい

医療機関は病気に対する理解もあるので、まだ子供が小さくて熱を出してしまったり体調を崩してしまった場合、一般企業に比べて休みを貰いやすい傾向にあります。
小さな病院や診療所で少人数しか医療事務のスタッフがいないというような場合を除いて、休みを取得しやすいので、子育て中の方には働きやすい環境になっているというメリットがあります。

■どんな人が医療事務に向いている?

医療事務の仕事内容とメリットを知った上で、働きたいと思われた方もおられるのではないでしょうか?
それでは最後に、どのような方が医療事務に向いているのかをお教えします。

几帳面な人

医療事務は患者さんの個人情報を取り扱うお仕事です。
そのため、几帳面でしっかり書類の管理ができるような人に向いているでしょう。
患者さんの個人情報なので、もし関係者以外に見られたり紛失するようなことがあれば大問題です。
その点、几帳面な方はそういった心配がないので安心して病院側もお仕事を頼むことが出来ます。

機転が利く人

意外かもしれませんが、医療事務には臨機応変に対応する能力が求められます。
これは患者さんによっては待合室にいる間に容体が急変したり、倒れてしまうことがあるからです。
病院に来るということは体に不調があるからで、症状によっては一刻を争うような状態になることもあり得る話です。
患者さんの様子を伺いながら、具合が悪そうな人がいないかを確認しながら仕事をこなす必要があります。

調べることが好きな人

医療事務は覚えなければならないことが沢山あります。
特にレセプト業務は知らない間にやり方を変更されていることもあり、そういった時にしっかり内容を確認できるようにしておかねばなりません。
レセプトだけではなく、患者さんも症状が個人によって異なりますので、薬の種類や量が適正であるかを調べる必要があります。
知識がなければ患者さんや他のスタッフに必要な説明が十分にできないこともあります。
そのため、考えることや覚えることが苦手な人は医療事務には向いていないと言えるでしょう。
逆に調べることや知識欲が旺盛な人であれば、医療事務は向いていると言えます。

たとえ性格が向いていないとしても、本当にやりたい仕事であれば努力などでカバーすることもできます。医療事務をやりたいけれど自分は向いていない…と最初から諦めるのではなく、まずは出来ることから変えていきませんか?