コロナ禍における転職活動とは？ 影響や活動する際のポイントを解説 | 転職のこと | リバティーのお役立ち通信

コロナ禍における転職活動とは？ 影響や活動する際のポイントを解説

コロナが転職活動に与える影響

コロナが転職活動に与える影響として、次の3つのポイントをみていきましょう。

企業による募集活動の中止や延期

コロナの感染拡大は経済活動へ大きなダメージを与えていることから、多くの企業の業績に悪影響を及ぼしています。

業績の悪化などの要因によって、募集活動の停止や延期を実施する企業も多いといえるでしょう。また、コロナ収束の見通しが立っていないため、今後も企業の採用活動へ影響を与えることが想定されます。

会社説明会や面接などのオンライン化

コロナの感染拡大を防ぐため、企業側では対面での会社説明会を避け、Web会議ツールなどを活用する企業が増加しています。

また、面接に関しても、対面ではなくZoomなどのアプリを使用したWeb面接を実施する企業が増加している状況です。オンライン化が進んでいるため、転職活動で自宅のWeb環境を整え、企業からの指示に対応できるように準備することが大切だといえるでしょう。

売り手市場から買い手市場への変化

コロナの感染拡大が起きるまでの数年間は、転職市場は売り手市場の傾向にありました。しかし、コロナの感染拡大の影響を受け、状況は変化しています。

全業種における有効求人倍率は、2019年には1.60倍であったものの、2020年はコロナの影響により1.18倍となりました。

有効求人倍率の低下に象徴されるように転職市場は売り手市場から買い手市場へ変化しています。

 

 

 

 

コロナ禍での転職活動のポイント

コロナ禍で転職活動を行う場合のポイントとして、次の3つのポイントを抑えておきましょう。

転職の目的を明確にし、キャリアの棚卸を行う

コロナ禍の転職活動では、自分の希望や転職する理由などの目的を明確にしておくことが重要です。また、自分のこれまでの経験やスキルを整理し、キャリアの棚卸を行いましょう。

企業が採用活動に慎重になっているため、転職の目的を明確にし、キャリアの棚卸で自分の強みを把握することが大切です。棚卸によって自分のアピールポイントを再発見したうえで、企業選びや書類選考・面接を突破しやすくなります。

転職エージェントの活用

転職エージェントでは、企業に提出する履歴書・職務経歴書の添削などを行います。また、面接対策までサポートするため。自分だけでは転職活動が困難だと感じた場合、活用しやすいでしょう。

選考書類の作成とブラッシュアップ

応募を決めてから書類準備を行う場合、納得できない状態で提出すること可能性が高まります。そのため、書類選考を通過しにくくなることが想定されます。

また、急いで準備すると見直しを行う余裕がなく、選考書類の記入にミスがあるまま提出してしまいがちです。書類の準備はあらかじめ余裕を持って行いつつ、ブラッシュアップしておきましょう。応募したい求人が見つかったときに、すぐに万全な状態で提出することが可能になります。

 

 

 

 

コロナ禍での転職活動のメリット・デメリット

コロナ禍で転職活動を行うメリット・デメリットをみていきましょう。

メリット

コロナ禍では、業績が好調な企業がわかりやすいため、withコロナ時代の状況下でも生き残れる有力企業を見極めながら、転職活動を行えます。また、面接も対面ではなく、オンラインであるため、企業への移動時間がなくなるなど就業しながらの転職活動がしやすいです。

デメリット

コロナの状況次第で、企業の採用活動に大きな影響を与えるため、採用の見合わせ、選考中止を当然行う企業が出てくることも想定されます。また、未経験者を対象とする求人が減少しているため、現職とは異なる業界・職種に転職したい人には厳しい状況です。

全体の求人数が減少傾向であるため、少ない求人に応募が集中しやすいこともデメリットです。競争が激しいため、書類準備や面接対策などを行い、少しでも採用されやすくする努力が必要だといえるでしょう。

 

 

 

 

 

 

まとめ

コロナ禍での転職活動は、対面での会社説明会や面接を避けるため、オンライン化が進んでいます。これにより、採用の幅が広がっているケースも多く、例えば地方に住みながら都心の企業の面接を受けられるなどのメリットがあります。

しかし、コロナの影響で転職市場は売り手市場から買い手市場に変化しているという現実もあるため、今まで以上に情報収集の重要性が増しています。

リバティーでは派遣先の最新情報を提供しながら、お仕事を探しやすい環境を整えていますので、お気軽にご相談ください。