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「英語を使う仕事に就きたい!」キャリアアップを狙える貿易事務

流暢な英語を話しながら仕事をする姿ってかっこいいですよね。英語を使う仕事は数ありますが、なかでも貿易事務や英文事務は派遣社員の募集が多く、働きながらスキルアップを目指すことができます。今回は貿易事務にスポットをあて、雇用形態や貿易事務の需要についてご紹介いたします。

■英語を使う仕事の種類

学生時代から「将来は英語に関わる仕事に就きたい」とグローバルな仕事を夢見ていた人もたくさんいらっしゃるかと思います。英語を使う仕事の一部をご紹介いたします。

・航空会社
英語を使う仕事の代表的といえばCA(キャビンアテンダント)やパイロットなど航空会社のスタッフが有名です。必要とされる英語力は担当する業務によって違いますが、TOEIC550点以上が最低ラインとされています。専門知識が必要なため、難関の試験を突破しなければ就職できませんが、近年、海外からの観光客の増加により航空会社の求人数は増加傾向にあります。
・英文事務
海外と取引がある企業や外資系企業では英文事務というポジションが確立されています。英文事務は英文書類の作成や翻訳、メールのやり取り、電話対応、会議の英文議事録の作成など日常的に英語を使用するため、TOEIC700点以上を獲得していることが求められます。

・貿易事務
商社、メーカー、フォワダーなど貿易に関する事務を担う仕事です。貿易事務は英語を使うことが必須条件とされており、またパソコンスキルや貿易に関する知識や実務など高い専門性を要求されるため、キャリアアップを狙う人にはおすすめの仕事です。貿易事務を専門とする人材派遣会社もあるので、未経験だけど貿易事務がしてみたいという方は登録してみてはいかがでしょうか。

・翻訳、通訳
海外の小説や学術書、映画などの作品を分かりやすい言葉に変換する仕事です。
翻訳には小説などを翻訳する「文芸翻訳」研究論文などを訳す「実務翻訳」映画などの映像作品を字幕に翻訳する「映像翻訳」があります。

通訳とは海外から来た人の言葉を伝わりやすい言葉に変換する仕事です。通訳方法には文章の区切りごとに訳す「遂次(ちくじ)通訳」と会話と同時に通訳する「同時通訳(ウィスパリング)」があります。

・その他(IT関係、バイヤーなど)
その他にもIT関係の会社や海外の商品を買い付けるバイヤー、外資系のマーケティングなども英語が必要になります。どれもTOEICで500点以上の英語力が求められますが、自分の英語力を試してみたいという方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

■貿易事務として働くには

先ほどご紹介したなかで専門性を要する貿易事務についてご紹介したいと思います。

・雇用形態は3種類
貿易事務の雇用形態は次の3種類になります。

①正社員
②派遣社員
③アルバイト

正社員は貿易に関連する企業に直接雇用されている立場で、派遣社員とは人材派遣会社に登録した後、派遣先の企業で働きます。アルバイトは正社員同様、企業に直接雇用されていますが時間勤務により給与体制が異なります。

・まずは派遣登録から始めよう!
派遣社員はフルタイム労働なので人材派遣会社の社会保険に加入することができます。また残業が発生したときは、きちんと残業代がもらえるので残業が多い繁忙期にはかなりの収入が見込めます。

地域によって若干異なりますが、貿易事務をしている派遣社員の平均時給は1,200~1,500円と、一般的な事務員とは違いかなり高めの金額が設定されています。

たとえ実務経験がないという人でも全く問題ありません。派遣会社で貿易事務セミナーを開催し、専門用語などの基礎知識やキャリアアップに必要なスキルをきちんと習得できるようバックアップしてくれます。また職場の様子について、担当者と定期的に面談ができるので安心して働くことができます。

■貿易事務の求人

最後に貿易事務の需要についてご紹介いたします。
・貿易事務の需要状況
日本は貿易大国といえるほど、あらゆる分野で海外から輸入をしています。
そのため貿易事務は1年を通して企業からの需要が大きく、求人誌や人材派遣会社では常に優秀な人材を募集しています。

・求人が多い地域とは
需要が大きい地域は主に東京、大阪、名古屋になります。横浜や神戸も貿易事務の求人が多い地域となります。



貿易事務は専門性の高い仕事のため、ハードルが高いように感じられますが、だれでも始めは未経験からスタートしています。実務経験がなくても、すでに資格を取得している場合や資格と同等レベルの知識や技術を持っていれば、素晴らしいアピール材料になります。

英語を使った仕事に興味があるという方は人材派遣会社に登録し、貿易事務から始めてみてはいかがでしょうか。