男性も営業事務職に就ける! 男女比率やメリット・デメリットをお伝えします
営業職のサポートとして、資料作成や電話・メールの対応などを行う営業事務。
内勤のため「女性の仕事」という印象が強いと思います。
しかし、男性の中にも「細かい作業が好き」「人のサポートをすることにやりがいを感じる」という方は多く、営業事務職に就くことも可能です。
今回は、営業事務の仕事内容、男性が営業事務職に就くメリット・デメリットをご紹介します。

■男性も営業事務職に就けます!
はじめにお伝えした通り、男性も営業事務職に就くことは可能です。
では、実際に男性が営業事務職に就くにあたって、気になる男女比率や覚えておいてほしいポイントをお伝えします。
男女比率は?
まずは気になる男女比率についてご紹介します。
2014年の調査になりますが、営業事務に応募した男女比率は、
【 男性:45%、女性:55% 】
という結果が出ています。
意外にも応募の時点では男女比率は半々となっており、営業事務職を目指す男性も一定数いることがわかりますね。
ポイント!
・「営業事務は女性の仕事」という風潮
営業事務に応募する男女比率はほぼ半々ですが、実際に営業事務に就いているのは女性の方が多いようです。
そのため、会社にもよりますが、以下のように女性社員とコミュニケーションを円滑に取る必要があると覚えておいたほうがいいでしょう。
・女性中心の空間に飛び込む可能性がある
・女性社員と円満なコミュニケーションを取る必要がある
■営業事務について
では、実際に営業事務はどんな仕事を行うのか見ていきましょう。
合わせて派遣の場合の平均時給もご紹介します。
主な仕事内容は?
営業がスムーズに業務を遂行できるようにサポートしたり、代わりに事務手続きをするのが営業事務の仕事です。
例えば、以下のような業務を行います。
・受発注業務(受注を受け発注依頼をかける)
・納期管理
・営業会議の資料作成
・提案資料の作成
・電話やメール対応
複数の仕事を同時に進める、営業の代わりにお客さんと円滑に連絡を取る、資料を作成する、などのスキルが求められるケースが多いです。
特に、過去に営業職を経験している男性は、営業が何を求めているか考えて先回りしてサポートしやすいため、スムーズに業務を行えるはずです。
平均時給
派遣社員として営業事務職に就いた場合の、関東と関西の平均時給(2020年1月時点)は下記の通りです。
【関東】 1,362円
【関西】 1,283円
※仮に時給1,350円で1日8時間・週5日勤務した場合の月収は約21.5万円です。
時給には地域差があるため、平均時給を参考に求人情報をチェックしてみてくださいね。
■営業事務のメリット
次に、男性が営業事務に就くメリットはどんなものがあるか解説します。
基本的に内勤なので外出しなくていい
営業事務は事務職の一種であるため、基本的に内勤です。
そのため社外の人と商談をしたり、訪問のため移動することがなく、比較的体力を使わないといえます。
また、営業職のように急な外出などで残業になるケースは少ないと言えます。
営業成績に追われない
会社にもよりますが、営業事務の場合は営業成績に追われることもありません。
ワークライフバランスがとりやすい
営業やお客さんの都合で業務が進まないことは確かにありますが、営業事務の仕事は基本的に「ここまで処理が終われば今日の仕事は完了」ということが多いです。
過去に営業職で数字に追われるストレスを感じていた方にとっては営業事務のメリットは魅力的ですね。
空いた時間に本業以外の仕事(副業)や、趣味に時間を使えるのがワークライフバランスをとりやすい営業事務のメリットといえます。
■男性が営業事務に就くデメリット
一方、男性が営業事務に就くにあたって以下のようなデメリットがあるのも事実です。
基本的に事務職=女性社会
事務職につく男性が増えているとはいえ、やはり事務職に就くのは女性が多いのが現状です。
女性が多い環境で働くことは、男性にとってコミュニケーションの面でストレスを感じやすいかもしれません。
個人の性格や環境次第ですが、人間関係を円滑に進められる能力は必要となるでしょう。
給与面
事務職は定型的な仕事を正確にこなすことが求められます。
ミスがなく仕事をすることが求められる反面、実施する内容が定型的なため、創意工夫を加えて成果を出すことが難しいといえます。
会社により異なる場合もありますが、基本的には営業職やエンジニアなど外へ出る仕事や専門職に比べると、大きな昇給が望めなく、給与が低くなりがちです。
■採用されやすい男性とは?
今回は『男性でも営業事務として働ける』というテーマで話を進めましたが、やはり採用されやすいのはまだまだ女性です。
男性が事務職に応募するのはまだまだ不自然という文化が根付いているため、面接の際に「なぜこの仕事を選んだのか」「今後のキャリアプランはどうなのか」などを明確に話せるように事前準備をしておくことが重要です。
営業事務職で入社したとしても、総務や経理等にキャリアを移していくことで仕事の幅も広がります。
色々な領域に手を出したいと思う人材を企業も好みますので、営業事務で働く先のキャリアを明確にして、面接に臨むことがオススメです。
■まとめ
男性も営業事務職に就くことができることをお伝えしました。
もし「営業事務をやってみたい!」「人のサポートを頑張りたい!」と思ったら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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