派遣社員の年収は〇〇万円?平均金額と年収アップのコツ | 気になる!お金のこと | リバティーのお役立ち通信

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派遣社員の年収は〇〇万円?平均金額と年収アップのコツ

派遣社員として、働く上で気になる「年収」。
求人情報には時給しか掲載されていないことが多いので、年収がどれくらいかわからないという方も多いと思います。

そこで本記事では、以下の3点について紹介していきます。
・派遣社員の平均年収
・派遣社員として働くメリット
・年収アップをする方法


自分にあった働き方やライフプランを考えるきっかけにしてくださいね。

 派遣社員の年収はどれくらい?

はじめに、派遣社員で事務職に従事している方の年収はどれくらいか?という疑問にお答えしていきます。

◆派遣社員(事務職)の平均年収 
厚生労働省が発表をした「労働者派遣事業の事業報告の集計結果について」という資料に基づくと、派遣社員(事務職)の平均年収は約250万円です。

また同調査では、派遣社員(事務職)の方が1日8時間勤務した場合、
【 平均日給は10,219円(全国平均) 】
と発表しています。

仮に年間245日勤務(年間休日120日)とした場合の計算は、下記の通りです。
日給10,219円 × 年間245日勤務 = 2,503,655円

この金額は全国平均なので、各地域の平均についても紹介していきます。


≪ 関東の平均年収 ≫
まず関東の平均年収についてです。
先ほどと同じ厚生労働省が発表している資料より、1都6県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・群馬県)の平均を算出しました。

・平均日給:10,345円
・平均年収:2,534,525円

平均年収約250万円となり、全国平均とほぼ同額であることがわかります。


≪ 関西の平均年収 ≫
関西の平均年収についてもお伝えします。
同じ計算方法で、2府4県(大阪府、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県、兵庫県)を対象に算出。
金額は下記の通りです。

・平均日給:9,387円
・平均年収:2,299,815円

関東と関西では、20万円以上の差があることがわかりました。


◆正社員の年収との差は?
派遣社員と正社員の年収の差について、気になる方も多いのではないでしょうか?

国税庁が2018年に発表した「民間給与実態統計調査結果について」では、下記の結果が出ています。
・正社員の平均年収:504万円
・非正規雇用(派遣など)平均年収の:179万円

正社員と派遣社員では、平均年収に約300万円以上のとても大きな差がありました。

 年収を踏まえて派遣社員として働くメリット

派遣社員の平均年収が正社員より低いことは事実ですが、派遣社員として働くメリットは多数あることは知っておきましょう。

●大手企業で働けるチャンスがある
派遣社員の場合、大手企業で働けるチャンスがあります。
正社員入社では倍率が高い企業も、派遣社員として勤務して正社員と同等の経験を積むことも可能です。


●未経験からチャレンジできる
経験がない職種でも、未経験からチャレンジしやすいことが派遣社員のメリットです。
また派遣会社の研修や通信講座などを利用して、スキルアップを目指すこともできます。


●勤務時間が調整しやすい
自分の生活に合わせた時間で勤務をしやすいメリットがあります。
正社員と異なり、残業時間が少なくなることが多いです。
また、勤務先を決める際に派遣会社に相談すれば、希望する勤務時間の求人を紹介してもらえます。

 派遣社員が年収アップする方法

派遣社員として働くメリットを踏まえた上で、年収アップを目指す方法を紹介します。 

*資格を取得してスキルアップする
業務に関連した資格を取得してスキルアップすれば、担当する業務の幅を広げることができます。
派遣会社で案内している、資格取得講座などを活用するのもおすすめです。 

*派遣会社に交渉する
派遣会社に直接交渉することも、ひとつの方法です。
交渉する際は、業務に活かせる資格や業務実績を提示するなど、「給与を上げよう」と思ってもらえるようにしましょう。

■まとめ

派遣社員の平均年収や年収をアップする方法についてお伝えしました。

正社員にはない働き方のメリットを活かして、着実に年収アップできるようチャレンジしてみてくださいね。