通関業務のやりがいは?向いている人や通関士について解説します! | 知りたい!貿易事務のこと | リバティーのお役立ち通信

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通関業務のやりがいは?向いている人や通関士について解説します!

通関業務は輸出入の手続きを行いいます。
しかし、具体的な仕事内容ややりがいがわからず、なかなか挑戦できないという人も多いでしょう。

本記事では、通関業務を行ううえで感じられるやりがいや向いている人について解説しました。
通関業務にまつわるスキルや職業についてもご紹介していきます。

■通関業務とは

通関業務は、海外から送られてくるか日本にある品物を海外に送る際に、代理で税金の申告や配送の手配をする仕事です。
主に日本の企業や税関とのやりとりをするため、英語を使うことはあまりありません。

『通関士』について

通関業務に携わる資格として、国家資格となる「通関士」があります。

通関士の資格がなくても通関業務に就けるものの、所持していれば貿易事務などの関連業務でも高く評価されます。

■通関業務のやりがい

通関業務に挑戦してみたいと考えていても、やりがいがわからず踏み出せない人も多いでしょう。

ここでは、通関業務のやりがいにつながる特徴やメリットについて解説します。

海外とつながりのある仕事ができる!

通関業務は、日本の商品を輸出したり、海外の商品を輸入したりといった作業を代理で行います。
海外を相手にしているとはいえ、実際にやりとりをするのは日本の企業や税関です。

そのため「英語に自信はないけれど、海外とつながりのある仕事に就きたい」と考えている人はやりがいを感じられるでしょう。

物についての知識がつく!

通関業務をしていくと、物についての知識が身につきます。
品物によって税率などが変わるため、物についての分類や税金などを知っておかなければなりません。

品物の数などを数えるだけでなく、「どの分類にすれば税金が安くなるか?」などの知識が必要です。
業務を行いながら知識を得ることができます。

難しい通関を完了する達成感!

品物の輸出入には、さまざまな法律が絡んできます。
また、企業と税関によって品物の分類に相違があった場合は、間に入ってやりとりを行うケースも想定されるでしょう。
一筋縄ではいかない通関を完了させた場合には、やりがいを感じられます。

お客様からの信頼を得られる!

通関業務は専門的な職業であるため、海外と品物のやりとりをしたい企業にとっては欠かせない存在です。
代理として、企業にとって有利となる立ち回りを行うこともあるでしょう。
その際に、親身になって取り組んでいると、クライアントから信頼を得られ、充足感につながります。

■通関業務に向いている人は?

通関業務にやりがいを感じるためにも、自身に向いている仕事かどうかは重要です。

楽しく働くために、通関業務に向いている人の傾向についてみていきましょう。

地道な事務作業が得意な人

通関業務と地道な事務作業は切り離せません。
通関業務は申告書類の作成やチェックがメインの仕事であるものの、専門的な用語や税率の計算なども必要です。
間違いはないか地道にチェックしていくことも多いため、事務作業が得意な人に向いています。

多角的な視点を持っている人

通関業務は、決められた流れに則って書類を作るだけではありません。
たとえば、分類の決まっていない商品について、税率を安くできるかどうかといった課題は通関業務の腕の見せ所といえるでしょう。
自分の考えを持って多角的な視点から業務をこなせる人に向いています。

■まとめ

通関業務は、クライアントから頼りにされ、充実感を得られる仕事です。
地道な書類作成や多くの知識が必要であるため、日々の努力も必要となるでしょう。
そのため、業務をやり遂げた際の充実感は高いといえます。

通関業務のやりがいに魅力を感じた場合は、職業の選択肢の1つとしてぜひ検討してみてください。

現在、リバティーで募集中の通関業務は こちら