派遣の『短期契約』で働くメリット・デメリットとは? 注意点もご紹介します | 『 派遣 』 のこと | リバティーのお役立ち通信

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派遣の『短期契約』で働くメリット・デメリットとは? 注意点もご紹介します

派遣の働き方には、長期契約だけではなく、契約期間が1ヵ月~6ヵ月程度の『短期契約』があります。
『短期契約』は、自身のライフスタイルに合わせて働きやすいというメリットがありますが、反対にデメリットや注意点はどういったものになるのでしょうか。
派遣社員として『短期契約』で働くメリットとデメリット、注意点も合わせて解説します。
『短期契約』を選択する際の参考にしてみてください。

派遣の『短期契約』とは?

派遣のお仕事は、更新を繰り返して長期で働くお仕事と、あらかじめ決まった契約期間のみ働く短期のお仕事があります。
では、具体的に『短期契約』がどういったものか見ていきましょう。

◆期間

派遣の『短期契約』の契約期間について、具体的に日数が定められているわけではありませんが、一般的には「1つの企業で1ヵ月~6ヵ月程度」とされています。

◆仕事の特徴

『短期契約』の派遣社員に任される仕事の特徴を、以下にまとめました。
 ・データ入力
 ・繁忙期の工場
 ・イベントスタッフ
 ・資料のファイリング
 など

派遣の『短期契約』は、単純な仕事内容や、新たに勉強する必要のないデータ入力や資料整理などのデスクワークが多く見られます。
限られた短期間での就業であるため、新たに覚えことが少ない仕事内容や、例えば年末調整や確定申告など限られた期間のみ発生する仕事が多いでしょう。
即戦力を求められますので、特に事務職の場合は、資格や経験などのスキルを充分に活かせます。

『短期契約』のメリットは?

「短期契約」で働きたい、と考えている派遣労働者は、実はあまり多くはありません。
厚生労働省が調査した「平成 29 年派遣労働者実態調査の概況」では派遣労働者が希望する働き方について「今後、短期・単発の仕事中心の派遣労働者として働きたい」と答えた人は2%となりました。

しかし、会社で人間関係に悩むことがない、様々な企業で働ける、など「短期契約」だからこそのメリットもあります。詳しく見てみましょう。

●人間関係で煩わしい思いをしなくて良い

派遣の「長期契約」や正社員のように、同じ会社で長く勤務する場合、もし同僚や上司など社内の人と良い人間関係を築けなかったとすると、働くことが苦痛になってしまいます。
しかし、「短期契約」の場合、長くても半年と期間が限られています。
たとえ人間関係がうまくいかなかったとしても、長期間我慢し続ける必要はなく、職場を離れることができます。

●様々な企業で働ける

「短期契約」の場合、あらかじめ決まった期間で契約が終了します。
契約ごとに派遣先が変わるため、様々な企業で働くことでき、新たな業種でのお仕事を経験することもできます。
自分に合っている仕事は何か、どういった業種に興味を持てるか、自分のやりたいことをみつけやすいでしょう。

●希望する期間だけ働ける

派遣の「短期契約」では、自分が希望した期間のみ働くことができます。
例えば、「海外留学へ行くまでの半年間に資金を貯めたい」「子供が夏休みの間だけ働きたい」など、ご自身のシチュエーションや目的に応じて働ける期間を設定できることは、「短期契約」の一番のメリットを言えるでしょう。

『短期契約』のデメリットは?

反対に、派遣の「短期契約」には、どういったデメリットがあるのでしょうか。
働き方を選択するときは、メリットだけでなく、デメリットを理解することが必要です。

◆キャリアアップにつながりにくい

派遣の「短期契約」で働く場合、仕事を覚えてスキルが身についてきたタイミングで契約終了、となるケースも少なくありません。
キャリアアップしづらい点はデメリットの1つと言えます。

◆収入が安定しづらい

「短期契約」は、契約内容の通りであれば短期間で雇用が終了します。
新たなお仕事が決まるまで、期間が空く可能性もあり、その期間は無収入となってしまいます。
そのため、安定した収入の確保が難しいと言えるでしょう。

『短期契約』の注意点は?

派遣の「短期契約」で働く場合、どういった注意点があるのでしょうか。
後々にトラブルにならないよう、事前に把握しておきましょう。

派遣会社(派遣元)への対応

同じ派遣会社で「短期契約」を繰り返していると、派遣会社(派遣元)から「すぐに仕事を変える人」「長期の仕事を紹介しづらい人」と思われてしまう可能性があります。
そうすると、より良い派遣先を紹介してもらいにくくなる場合があります。
なぜ「短期契約」にこだわるのか、きちんと理由を伝えておくことで、自分にあった派遣先を紹介してもらいましょう。

履歴書の職務経歴が増える

異なる派遣会社(派遣元)で「短期契約」を繰り返すと、履歴書の職務経歴が増えてしまいます。
その場合、それぞれの会社でどれくらいの期間働いたか、詳しく履歴書に記載しましょう。
また、どのような仕事内容で経験を積んだか、契約期間が限られていた仕事であったか、面接時にきちんと説明できれば、印象の悪化を避けられます。

まとめ

派遣の「短期契約」にはさまざまなメリットがあります。
デメリットも理解しつつ、ライフスタイルにあわせて契約期間を決め、働きやすい環境を選択しましょう。

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